旧園舎は、昭和53年に建設され、約45年保育を行ってきましたが、令和3年の奈良市立飛鳥幼稚園の閉園に伴い、その跡地を活用して新園舎を建設・移転しました。新園舎は令和5年9月29日に竣工し、10月10日からは引っ越しも完了して保育が始まりました。旧園舎に隣接する場所ですが、新園舎では現在よりも広い敷地で伸び伸びとした保育環境が整えられ、より安全で快適な環境で子どもたちが過ごすことができるようになっています。
新園舎概要
所在地:奈良市紀寺町826(旧奈良市立飛鳥幼稚園)
実施事業:
- 幼保連携型認定こども園 極楽坊あすかこども園
- 児童発達支援 いっぽ
敷地面積:5,570.90㎡
建築面積:1,796.41㎡
延床面積:2,980.41㎡
構造:鉄骨2階建
竣工:令和5年9月29日
設計・監理:株式会社教育施設研究所
施工:株式会社鴻池組
寄付の募集について
新園舎建設にあたり、建設費に充当するための寄付を募集しております。
趣意書・詳細はこちらをご覧ください。
おしらせ
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過去の記事
- 新園舎建設のための寄付のお願い極楽坊あすかこども園新園舎建設寄付金募集趣意書 極楽坊あすかこども園は、昭和24年4月に極楽院(現元興寺)が建設した園舎を奈良市に寄付し、公設民営の極楽院保育所として元興寺境内に開設されたことに始まります。その後昭和35年に元興寺の国宝建造物の防災工事に伴う火徐地として撤去を余儀なくされ、現在の紀寺町に移転しました。その後昭和53年には老朽化と定員の増員を図って全面建て替えを行い、現在に至っています。 令和3年4月から、隣接する奈良市立飛鳥幼稚園が閉園となったことに伴い、市からの強い要望を受けて当園が幼保連携型認定こども園へ移行し、飛鳥幼稚園の園児の受け皿として、また今後の飛鳥地域の幼児教育・保育の拠点として、新たに「極楽坊あすかこども園」として事業を開始しました。移行にあたっては、「飛鳥幼稚園閉園後も引き続きこの跡地を活用し、こども園として整備して欲しい」という奈良市の要望に応える形で、この跡地に新園舎を建設することとしました。保育園・幼稚園双方の定員を十分に確保し認定こども園として、また児童発達支援事業をおこなっている「いっぽ」も新しい建物に取り込み、総合的な子育て支援の拠点として整備することとなりました。 一方、昨今の建設費の高騰は想定を遙かに上回り、法人としても最大限の経営努力をしておりますが、補助金や手持ちの自己資金だけでは賄いきれない状況となっております。 つきましては、この新園舎建設に係る趣旨にご理解ご賛同賜り、皆様からの格別のご支援ご高配を賜りたく、お願い申し上げる次第です。 令和5年6月吉日 社会福祉法人 宝山寺福祉事業団極楽坊あすかこども園理事長 辻村泰範園 長 辻村泰聡 目的・使途: 極楽坊あすかこども園新園舎建設にあたり、建設費に充当いたします。 募集期間: 令和5年6月~令和6年3月 寄付金の振込先: ゆうちょ銀行 記号番号 00960-6-284733銀行から振り込む場合: ゆうちょ銀行 〇九九(ゼロキュウキュウ)支店 当座 0284733 事務局極楽坊あすかこども園 〒630-8306 奈良市紀寺町826電話0742-22-4598 FAX0742-22-4589 お願いご寄付をお振り込みいただきましたら、以下の寄付金申込書を事務局まで郵送またはFAXでお送りください。 寄付申込書ダウンロード 募集期間終了後の寄付の取り扱いについて 新園舎建設に係る寄付の募集につきましては、令和6年3月31日までとしております。令和6年4月1日以降についても、ご寄付は受け付けさせていただきますが、寄付金の使途としては、園の保育・教育の質向上、園児の安全・保育環境の向上のために使わせていただきます。ご理解のほどお願い申し上げます。
- 新園舎の魅力ポイント~園庭~新園舎の園庭は、3~5歳児の幼児クラスの保育室が取り囲んでいます。子どもたちが登降園の際は、あいさつひろばを通ったら、園庭を抜けて直接保育室へ向かいます。活発な幼児の子どもたちが、できるだけたくさん園庭あそびを楽しめるよう、保育室からすぐに園庭に出られるような配置にしています。また、それぞれの上がり口には、手洗い・足洗い場を設けました。 園庭の奥には、3歳未満児の子どもたちが遊べるよう、小さな園庭を別に作りました。それぞれの年齢に合わせて伸び伸びと遊べるような工夫をしています。
- 新園舎の魅力ポイント〜図書コーナー〜1階には、自由に絵本を手に取って読んだり、子どもたちが集まって遊べるような「図書コーナー」を設けています。3歳以上児の生活エリアで、少しくぼんだスペースがあり、たまり場のような落ち着く空間を作っています。
- 新園舎が竣工しました9月29日、新園舎が無事に完成し、引き渡しを受けました。昨年11月に着工してから11ヶ月、予定通りの完成となりました。 9月30日には、関係者一同を招いて落慶奉告法要ならびに竣工式を執り行いました。 落慶法要 竣工式 くす玉セレモニー 午後からは、内覧会を開催し、多くの方に新園舎をご覧いただきました。
- 新園舎の魅力ポイント~絵本コーナー極楽坊あすかこども園の新園舎には、保育室の他に子どもたちが自由に遊んだりくつろいだりできるスペースが作られています。2階の一角には、「絵本コーナー」が設けられています。0~2歳児の小さな子どもたちのエリアで、小上がりのスペースで好きな絵本を手に取ったり、先生に読んでもらったりして、楽しく過ごすことができるようになっています。 少し天井も低く、ほっこりとしたスペースになっていて、温かい雰囲気を感じることができました。どんな絵本を立てておこうか、子どもたちが喜んでくれる本を選ぶのが楽しみになってきました。